沈思雑考Blog

ソレイユ経営法律事務所の代表である弁護士・中小企業診断士
板垣謙太郎が日々いろいろと綴ってゆく雑記ブログです。

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60)親子で卒業!!

 今日は、仕事を休んで、娘の卒業式に出席。

 おそらく卒業式どころではない被災地のことを慮ると、なかなか複雑な心境にもなってしまうが、娘にとっては、一生に一度のこと。今日ばかりは、シッカリと娘の成長姿を脳裏に焼き付けることに集中しよう!

 と思い直して学校に行くと、いきなり担任の先生が号泣モード。こちらも、もらい泣き。先生、ちょいとスタート早すぎ……。

 その後の卒業式そのものは、実に感動的で素晴らしかった。演出なども子供たちの手によるものらしく、なかなかのモノ。当然のごとく、泣けてしまった。

 うちの娘は、合唱のときのピアノ伴奏に選ばれ、多くのお褒めの言葉も頂戴した。本当にありがたいことであった。

 その後、クラスに戻って、担任の先生とのやりとり。ここでも、先生、またまた号泣。どんだけもらい泣きさすんじゃい、と突っ込みたくなるくらいであったが、本当にイイ先生に恵まれた。これまた、ありがたいことであった。ちなみに、担任の先生=男なり。

 ところで、三重県の場合、私立中学を受験する子は圧倒的少数派。うちの学校も、6年生82名中、私立中学に進学するのはわずか5名とのこと。ほとんどの同級生は地元の公立中学に進学するので、同級生とは離れ離れになってしまう。そう思うと、この卒業式は、娘にとっては、本当に特別のものであったに違いない。

 娘は、帰宅後、すぐに友達との時間を惜しむかのように元気に遊びに出掛けた。

 その後、娘が書いた手紙を夫婦で読んで、またまた夫婦そろってウルウル……。子供たちが親宛に書いたという手紙を朝イチで学校から貰っていたのだが、家に帰ってからゆっくり読むことにしていたのだ。まあ、学校で読んでいたら、いきなりボロボロになっていただろうから、これはこれで正解。

 受験勉強、合格、卒業、と短期間でいろいろあったが、ただただ感謝・感謝である。

 さて、卒業ということで言うと、親である私も、つい4日前に中小企業診断士の実務補習を「卒業」した。

 そう、1日の休みもなく、連日深夜まで思考と調査と原稿作成に没頭した1か月半の「死闘」にピリオドを打てたのである。

 3月14日、実務補習修了式後に同じ班のメンバーと酌み交わした酒は、ホント~~~~~に格別であった。

 5時15分に修了式が終わり、6時からホテルで懇親会が予定されていたのだが、酒好きの集まりである我が班は、「ちょっと時間あるから一杯行きますかあ!」ということで近くの居酒屋に行き、駆けつけ3杯のビールを酌み交わし、結局、懇親会にも10分ほど遅刻する始末…。

 一方、懇親会の会場では、我が班の到着を待ってスタートを遅らせてくれており、我が班の指導員の先生方は、気まずい雰囲気の中、ヤキモキしながら我が班の到着を待っていた模様。後からチェックしたら、私の携帯にも先生からの着信が…。本当に、こんな生徒でゴメンナサイ…。

 でも、我が班のメンバーは本当に最高(!)だった。今回、このようなメンバーと知り合えたことが、実務補習の最大の収穫と言ってよい。おそらく、このメンバーとは末永いお付き合いができそうだし。

 ということで、この度、親子で「卒業」を迎え、4月からは、親子で「ピカピカの1年生」となる。つくづく、ありがたい話だ。

 娘は娘で、進学校なので大変なことも一杯あるだろうし、私は私で、法律とは違うフィールドに踏み出すのだから、そう簡単にいかないこともまた当然である。

 ただ、娘も私も、人との繋がりを大切にして、生涯の「友」を作れればサイコーだ。

 私自身も、今年1年は、いろいろな集まりに積極的に参加して、人脈づくりに専念したいと思っている。

 経営の世界では、「経営とは人を通じて物事を達成する技なり」と言われるが、「人生」そのものもまた「人との出会いによって築き上げていくもの」ではなかろうか。

 今後、どんな方々と知り合えるのか、実にワクワクだ。