157)双頭蓮
- 2014年6月29日
- 人生・趣味
この土日は、何が何でも「休む!」と決めていた。
先週は、相当に神経をすり減らす公務が連続し、加えて、時間が掛かりそうな面倒な本業を全て今週に回してしまっていたので、2週間、完全にオーバーワークであったからだ。
間もなく、今年度の第1クール(四半期)が終わろうとしている。
もちろん、土日まるまる休むというのは、今年度になって初めてのことだが、ここでシッカリ充電しておかないと、元気に第2クールへ進めないなあ…という直感があったんだよねえ。
で、何をしようかと思案していたところ、
そうだ、京都へ行こう!(笑)
ということになり、夫婦2人で宇治へ小旅行に行って来た。
メイン・イベントは、妻のリクエストにより、「宇治あじさい寺」とも呼ばれている「三室戸寺」での「あじさい鑑賞」であった。
で、これが大当たり!!
本タイトルにあるとおり、何と「双頭蓮」(そうとうれん)を見ることが出来たのだ!
双頭蓮というのは、1本の茎から2つの花をつける珍しい蓮のことで、一説では、50年~100年に一度くらいしか出現しないものらしく、「吉祥の花」として、とっても良いことが起きる前兆とされているそうなのだ。
古くは、日本書紀にも記述があるそうな。
我々は、そんな情報など全く無しに、ただ単に「あじさい鑑賞」に出向いただけだったのだが、帰宅してからネット検索してみたら、「三室戸寺に『吉祥』、めでたい『双頭蓮』のつぼみ」というタイトルで新聞記事にもなっていたようだね。
いやいやあ、これは、本当に縁起の良いことで。
今年は、何か良いことがありそうだね(笑)。
てなことで、昨日は、三室戸寺で「あじさい」と「双頭蓮」を存分に堪能し、その後は、老舗の「辰巳屋」でランチをして、宇治川近くを散策した後、宇治茶名店の「伊藤久右衛門」でお茶系スイーツを買い込んで、帰宅となった。
わずか半日の小旅行であったが、ガッツリ充電できた感じ。
まあ、三重県四日市は、名古屋方面に行くにも関西方面に行くにも、ホントに便利な所だねえ。ありがたいっす。
さあ、これで、第2クール以降もやるぞ~!ということなんだけど、我々が日常的に受けるストレスにもいろいろとあって、この解消策は大事だよねえ。
その都度、適切にストレスを解消しておかないと、蓄積したストレスによって、一気に心身のバランスが崩れてしまいかねない。
ある説によれば、人間の「心」というのは、3つの「脳」で出来ているのだそうだ。
1つ目の脳は、「仕事脳」。
「ノルアドレナリン」という脳内ホルモンが支配する領域で、「興奮による危機管理」を司る脳だ。
仕事をバリバリやる上では不可欠な脳だが、これがバランス良く活動しないと、すぐに「身体的ストレス」となってしまう。
そんな時、有効なストレス解消策は、ズバリ「睡眠」なんだそうだ。
2つ目の脳は、「学習脳」。
「ドーパミン」という脳内ホルモンが支配する領域で、「快の追求による努力」を司る脳だ。
新しいことにチャレンジしていく上で不可欠な脳だが、これがバランス良く活動しないと、すぐに「欲求不満のストレス」となってしまう。
そんな時、有効なストレス解消策は、ズバリ「運動」なんだそうだ。
3つ目の脳は、「共感脳」。
「セロトニン」という脳内ホルモンが支配する領域で、「クールな覚醒による脳のバランス維持」を司る脳だ。
人間関係を良好に保ち、心のバランスを保持する上で不可欠な脳だが、これがバランス良く活動しないと、すぐに「精神的ストレス」となってしまう。
そんな時、有効なストレス解消策は、ズバリ「感動の涙」なんだそうだ。
この3つ目は、意外で面白いよねえ。
そう言えば、先週の日曜日は、後輩弁護士の結婚式(披露宴)に御招待頂き、名古屋まで出掛けてきたのだ。
老舗の料亭での披露宴という珍しいスタイルのものであったが、両家の家族愛を存分に感じた、本当に素晴らしいものであった。
特に、新婦の御父様が、新婦を新郎のもとにエスコートする際、感極まって涙していた姿が感動的だった。
そして、新郎(=後輩弁護士)とも抱き合って、また涙・涙。
いやあ、サイコ~!だったねえ。
2人の娘を持つ私としては、思わず、もらい泣き。
もちろん、周りの弁護士に悟られると恥ずかしいので、こっそりとね。
で、泣き足りなかった私としては、たまたま、最近、録画していた「鉄板モノの泣ける番組」を見て、感動の涙を出し切ったのであった。
その鉄板モノとは、テレビ東京系の「世界で働くお父さん」(笑)。
やっぱ、親子ネタは、涙腺が崩壊するよねえ。
ということで、これで、心身ともにスッキリ!!っす。