221)最も確実な投資
- 2016年10月2日
- 人生・趣味
今年も、残すところ、わずか3ヶ月。
大学受験生の娘にとっては、
まさに「ラスト・スパート期」に突入したところだ。
これまでは、ずっと、私立一本に絞ると言ってきたのだが、
最近になって、急に、国立も受ける!!と言い始め、
国立1校、私立3校を受験することとなった。
最初に聞いた時には、正直、「今から??」とも思ったのだが、
特に新しい科目を始めるワケでもないし、
長年お世話になっていて、親子で信頼し切っている塾の先生からも、
前向きなお言葉を頂戴できたので、
親としては、安心して、全力で応援することとした次第。
来年は、年明け早々のセンター試験に始まり、
2月に入れば、私立3校の受験を泊りがけで順次受けていき、
そして、2月末の国立2次試験でフィニッシュ!という流れだ。
ただ、下位校の入学金納入締切日というものは、
上位校の合格発表前というのが、受験界の常識であるから、
娘の場合も、A大学に合格すれば、まず入学金を納め、
次に、B・C大学のいずれかに合格すれば、さらに入学金を納め、
最後に、国立のD大学に合格すれば、もう1回入学金を納めることに。
親とすれば、入学金を3回も納める事態となれば、
懐は痛いけど、それ以上に、こんなに嬉しい出費は無いよねえ。
そして、最後の国立の合格発表が終わらないと、
何処に住むかも決まらないので、
アパート探しは、3月に入ってからになりそうだ。
ということで、これからの半年間、
我が家は、娘の大学受験を中心に、ホントにバタバタだねえ
大学受験ともなれば、もはや私が教えられることは全く無いが、
夫婦で、メンタル面のサポートだけはシッカリしてあげたいもの。
ところで、娘の場合、自分の将来像は描けていないようだが、
「勉強」すること自体には、彼女なりの「価値」を見出している感じ。
この点は、親としては、非常に頼もしく思うところ。
この世の中で、「絶対に損しない最も確実な投資」があるとすれば、
それは、ズバリ「勉強」である。
もちろん、学業だけでなく、あらゆる分野での自己鍛錬という意味だが。
巷では、よく「何のために勉強するの?」と言われるが、
私なりの答えは、「生きる力をつけるため」ということだ。
高校までに学ぶ主要科目や、大学で学ぶ専門科目。
何一つとして、今の仕事に直接役立っていないという人は多い。
でも、勉強の過程で獲得した「学ぶ力」そのものは、
仕事を「学ぶ」上で、大いに役立っているに違いないのである。
そう、「学ぶ力」というのは、
社会で活躍するための「生きる力」の重要部分だ。
どのスポーツでも、ランニングや筋トレは欠かせない。
ランニングや筋トレが培われる「基礎体力」は、
あらゆるスポーツをやる上での土台となるものだ。
だから、野球からテニスに転向しても、
野球で培った基礎体力は、テニスをやる上でも存分に活用できる。
ランニングや筋トレについては、
「何のために筋トレするの?」との疑問は出されないのに、
人生の筋トレ(脳トレ)である勉強については、
そのような疑問が出されるのは、全く不思議な話だよね。
近時、学歴社会は批判され続けているところだが、
学歴というのは、少なくとも、
「そのレベルに到達するまで勉強したという事実」
を証明してくれるものであるので、
採用する企業側からすれば、
「ならば、新しい仕事をスムーズに学ぶ力がある」
と安心できる材料となるワケだから、
学歴社会にも一理あるんだろうね。
ところで、私が大学を受験したのは、なんと30年前。
本物の「おっさん」になったことを実感する日々だが、
大学のランキングなんかを久しぶりに見てみると、
似たようなレベルの大学群に、いろいろと名称が付いているようだ。
へえ~、というものもあったので、ちょっと列挙してみたい。
【国立】
旧帝一神工
旧帝大(東京、京都、大阪、名古屋、北海道、東北、九州)
一橋、神戸、東京工業
金岡千広
金沢、岡山、千葉、広島
電農名繊
電気通信、東京農工、名古屋工業、京都工芸繊維
5S
埼玉、静岡、信州、新潟、滋賀
STARS
佐賀、鳥取、秋田、琉球、島根
【関東私大】
早慶上智
早稲田、慶応、上智
GMARCH
学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政
成成明学独國武
成城、成蹊、明治学院、独協、國學院、武蔵
日東駒専
日本、東洋、駒澤、専修
大東亜帝国
大東文化、東海、亜細亜、帝京、国士舘
関東上流江戸桜
関東学園、上武、流通経済、江戸川、桜美林
四工大
芝浦工業、東京都市、東京電機、工学院
【中部私大】
愛愛名中
愛知、愛知学院、名城、中京
【関西私大】
関関同立
関西、関西学院、同志社、立命館
産近甲龍
京都産業、近畿、甲南、龍谷
外外経工
京都外国語、関西外国語、大阪経済、大阪工業
摂神追桃
摂南、神戸学院、追手門学院、桃山学院
幸か不幸か、娘は、私と性格が似ている。
まあ、本人は、ものすごく「嫌」みたいだが(笑)、遺伝なので仕方ない。
しかも、私以上に、とんでもない「負けず嫌い」なので、
今からのラスト・スパートは、「4戦全勝」を狙って突っ走ることだろう。
親としては、ただひたすら、応援するのみ!
で、我が家のバタバタに加えて、
当事務所も、年内には新事務員の加入、年明け早々には新弁護士の加入があり、
弁護士3名・事務員3名体制となるので、我が家に負けず劣らずのバタバタぶりとなる。
公私ともに、この半年は、ホントに「踏ん張りどころ」なんだよね。
ああ~、娘の受験が終わって、事務所体制も落ち着いた暁には、
パーッと、どっかに旅行に行きたいなあーーーーーー(切実に)!