227)20回忌
- 2016年12月18日
- 人生・趣味
我々夫婦にとって、とても御縁の深い方がいた。
プライバシーの関係もあるので、仮に「Yさん」と呼称する。
Yさんは、平成9年の今日、お亡くなりになった。
早いもので、今年がYさんの「20回忌」ということになる。
仏教の正式な「年忌法要」では、20回忌というのは無いらしいが、
我々夫婦としては、シミジミとした思いで、今日という日を迎えた次第。
Yさんと初めてお会いしたのは、平成9年2月。
お会いして間もなく、Yさんは闘病生活に入ってしまった。
結局、わずか10ヶ月弱のお付き合いであったが、
その期間の短さと反比例するかのごとく、
Yさんとは、とても中味の濃いお付き合いをさせて頂いた。
本当に、本当に、有り難かった。
できることなら、Yさんには、
うちの娘たち2人の成長していく姿を見守って頂きたかったが、
上の子が生まれた時は、Yさんは、既に天に召された後であった。
でも、Yさんは、いつも我々家族を天から見守ってくれているような感じ。
今年は、弁護士20年目・結婚20周年、そして、Yさんの20回忌と、
とっても「20」という数字に縁がある年。
何だか、20世紀から21世紀に移行するミレニアムのような気分で、
来年という年を、意欲満々で迎えられそうだ。
娘たちは、Yさんとは一度も会ったことがないけれど、
我々夫婦から話を聞いて、今では、その存在だけは知っている。
今日は、Yさんを偲んで、心底、感慨深い晩餐だなあ。