246)人生ゲーム
- 2017年7月2日
- 人生・趣味
金曜・土曜と、東京出張を利用して、
娘のアパートに遊びに行き、1泊してきた。
金曜は、「横浜中華街」でディナー。
土曜は、なんと、娘の手作り朝食でスタート!!
その後、娘は1限目の授業に猛ダッシュで出かけ、
帰宅してから、「武蔵小杉」でランチ。
そして、最後は「みなとみらい」をプラッと散策。
とまあ、短い時間だったけど、
娘とのプチデートを満喫したのであった。
今春から、娘が一人暮らしを始め、
我が家も、どうしたって寂しくなってしまったが、
とってもとっても貴重な娘との時間であった。
何よりも、娘が立派に生活している姿を見て、
ジーーーンときた次第。
そうそう、朝食の御飯が残ったので、
「新幹線の中ででも、食べな」
と言って、娘がおにぎりを握ってくれた、
なんていうエピソードも(笑)。
こういうちょっとした気配りは、
ママに似たんだねえーーー(笑)。
いやあ、ホントにホントに幸せっす。
我が人生、最高!!
ということで……、
ハッピーな気分でブログを締めくくりたいところだが、
まあ、そうもいかないので、もう少しお付き合いを。
最近は、我が人生の幸せが申し訳なくなるくらい、
不幸な家庭のニュースがやたらと目立つ感じ……。
そして、決して、当人達は幸せとは思えない、
政治家の不祥事もメチャメチャ多い……。
自民党の「魔の2回生」たちも、
笑っちゃうくらいのスキャンダルの連続だね。
門 博文氏(不倫路上キス)
中川郁子氏(同上)
武藤貴也氏(金銭トラブル)
宮崎謙介氏(イクメン不倫)
大西英男氏(度重なる失言)
務台俊介氏(長靴事件)
中川俊直氏(不倫海外挙式)
……とまあ、すごい数。
そして、とどめが、今話題の
豊田真由子氏(パワハラ)だ。
まあ、このパワハラの内容は常軌を逸しているが、
この程度のパワハラをしている連中は、
政治家の中にはゴロゴロ存在するのかも知れない。
政治家の世界というのは、
典型的な「パワーゲーム(権力闘争)」の世界だ。
人生をゲームに例えるならば、
人生ゲームというのは、大きく分けて、
「パワーゲーム」と「マネーゲーム」に大別される。
もちろん、
どちらのゲームにも参加しない人も多かろう。
だが、どちらかのゲームに興じている人達は、
競争である以上、人を「上下」で見る習慣が付く。
政治家は、その典型だ。
自分より「上」か「下」かで態度を変えるはず。
当然ながら、秘書なんていうのは「下の下」だ。
今回の豊田氏も、見事なまでに、
自分のことは「豊田真由子様」と呼び、
秘書には「死ねば!お前なんか、生きてる価値がない」
とまで、言い切っているからねえ。
まあ、豊田氏の場合は、
幼少期からの「学力ゲーム」で大成功者となり、
人を「上下」で見る習慣が、
スッカリ骨身に染みてしまったのだろう。
ホントに、ホントに、
こんな連中に人権問題を論じてもらいたくないね。
憲法改正なんて、もってのほか。
パワーゲームもマネーゲームも、
その中にドップリと浸かってしまうと、抜け出せない。
どちらのゲームも、人を「上下」で見る習慣が付く、
という点で共通するが、もう1つ、共通点がある。
それは「欲望に限界が無くなる」ことだ。
100億円の資産があっても、
資産を200億円にしたいと望む。
政治家になったらなったで、
閣僚ポストが欲しくなり、その欲望は、
おそらくは総理大臣になるまで続くはず。
そして、総理大臣になったらなったで、
歴史を名を残す総理大臣になりたいと思うであろう。
もちろん、憲法改正をした総理大臣なんていうのは、
歴史にドーンと名を残すよねえ。
名誉なのか汚名なのかは、知らないけど……。
とにかく、厳密に言えば、
ゲームの勝者となり得るのは、世界でたった一人。
だから、自分が世界一になるまで、
その人生ゲームは、終わりを迎えないはずなのだ。
また、パワーゲームとマネーゲームを「行き来」する人も。
実業家として成功した後に政治家に転身する人。
どこかの大統領はその典型だ。
弁護士の世界でも、「ヤメ検」という人達がいる。
検事をヤメて弁護士に転身した人達だ。
ヤメ検の人達のごく一部には、
パワーゲームの次はマネーゲームだとばかりに、
やたらと「金の亡者」になる人がいたりする。
悪い意味で「ゲーム感覚」が染みついているのかも。
いずれにせよ、
パワーゲームやマネーゲームに嵌ってしまうと、
おそらくは、永久に「満足」できないはず。
なんとも悲しく虚しい人生だよねえ。
この悲しく虚しい人生の根本的原因は、
人生をゲームと捉えてしまうからだ。
ゲームというのは、勝敗を決する娯楽。
だが、人生に勝敗などは必要ない。
誰の言葉かは知らないが、
「人生は旅である」
という名言がある。
まさに、そのとおり!!
という感じ。
旅というのは、その「過程」を楽しむものだからね。
勝敗・上下という「結果」を競うのではなく、
出会い・出来事という「過程」を楽しむ。
人生、ホントに、こうありたいっす!
とにかく、人生というのは、
成功を追求し始めたら、ごく一握りの人以外、
み~んなが「絶望」してしまうしかない。
でも、人生そのものを、
幸福を追求するためにある!!
と捉え直すならば、
世界中の全員が「満足」する可能性が生まれるよね。
まさに、これこそ、憲法が目指す崇高な理念なんだよなあ。
(日本国憲法13条)
すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、
公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、
最大の尊重を必要とする。
まあ、豊田氏は、この条文を1万回は音読すべきだね。