251)ヒト・コト・カネ
- 2017年9月16日
- 人生・趣味
早いもので、9月も、アッという間に、もう半ば過ぎ。
7月の終わりから、ず~~っと、
土日は何だかんだと公私に渡る行事がビッシリ入り、
ついつい、ブログを書く手間を惜しんでしまって、
本ブログも、すっかり、お休みしてしまった。
ということで、1ヶ月ちょいぶりのブログ掲載となるが、
今後は、ビシッと、月3本ペースくらいで書きたいっすね。
さてさて、本年は、弁護士20周年という節目に加え、
当事務所の開設5周年という節目も迎えることができて、
本当に、しみじみと、ありがたい!!という思い。
そして、今夏は、公私ともに、
ホントに充実した毎日を送らせて頂くことができた。
まず、「公」の部分では、
新しい出会いもありつつ、弁護士仲間や診断士仲間とも、
様々な行事で、さらに懇親を深めることができた。
また、先日は、もう20年近いお付き合いとなる
顧問先社長の「還暦お祝い」をさせて頂く機会に恵まれた。
社長御夫妻と我々夫婦の4人で、
とっても楽しいひと時を過ごすことができた次第。
で、「私」の部分では、何よりも、
夏季休暇には、大学生になったばかりの上の娘が帰省し、
久しぶりの家族旅行に出かけ、素晴らしい思い出となった。
加えて、下の娘の大活躍。
下の娘は、中3で高校受験生なのだが、
そんな雰囲気は微塵もなく(笑)、
現在は、部活(吹奏楽部)に青春している。
その大きなコンクールで、なんと、娘の中学校始まって以来、
初の「朝日新聞社賞」(三重県1位)を受賞し、
三重県代表として、長野県で開催された東海大会に進出。
前日の夜中に自宅を車で出発して、
長野県まで夫婦で応援に駆け付けた次第。
残念ながら、全国大会への進出こそ逃したが、
いやあ、ホントに、ジーンとくるものがあったねえ。
とまあ、こんな感じで、
つくづく、今年は、幸せを噛み締めてるんだよねえ。
この幸せを支えているものは何かと言えば、
(1)人に恵まれ、
(2)仕事に恵まれ、
(3)経済的にも恵まれている、
ということなんだろう。
最近、例のごとく、愛用の「Kindle」にて、
「幸福の『資本』論
-あなたの未来を決める『3つの資本』と『8つの人生パターン』」
(橘玲著、ダイヤモンド社刊)
という本を読んだ。
なかなか、示唆に富んだ本であった。
この本によれば、人が幸福になる条件は、
(1)共同体=絆
(2)自己表現
(3)自由
の3つである。
そして、この3つを実現するには、
次の3つの「資本」が必要だと説かれている。
(1)社会資本
(2)人的資本
(3)金融資本
私なりに、もっと分かり易く表現すれば、
(1)家族・友人・仕事仲間
(2)仕事・趣味
(3)収入・資産
の3つということなんだろう。
つまり、
(1)社会の中で「ヒト」と繋がり、
(2)自己表現できる「コト」があり、
(3)自由を謳歌できる「カネ」があれば、
人は十分に幸福な人生を歩めるということだね。
企業がビジネスで必要となる経営資源は、
「ヒト・モノ・カネ」
ということだが、
人が人生で必要となる幸福資源は、
「ヒト・コト・カネ」
ということになる。
ちなみに、この本でいう「8つの人生パターン」とは、
この「ヒト・コト・カネ」の有無の組み合わせだ。
3つの条件に、それぞれ〇と☓があるので、
2☓2☓2=8通りということ。
(1)超充パターン(全てに恵まれた人生)
ヒト〇、コト〇、カネ〇
(2)リア充パターン(金は無くとも充実)
ヒト〇、コト〇、カネ☓
(3)旦那パターン(仲間のためなら散財)
ヒト〇、コト☓、カネ〇
(4)プア充パターン(仲間がいれば十分)
ヒト〇、コト☓、カネ☓
(5)お金持ちパターン(仲間はいらない)
ヒト☓、コト〇、カネ〇
(6)ソロ充パターン(自分の世界に没頭)
ヒト☓、コト〇、カネ☓
(7)退職者パターン(金だけはあるが……)
ヒト☓、コト☓、カネ〇
(8)貧困パターン(人生、何にもない……)
ヒト☓、コト☓、カネ☓
まあ、「ヒト・コト・カネ」の中で、
どの要素を最も重視するかは、人それぞれだろうが、
個人的には、やはり、
「ヒト・コト・カネ」の順番で大切な気がする。
私も、家族・友人・仕事仲間がいなければ、
そもそも、人生を生きていく気力すら生まれないし、
自己表現できる仕事や趣味が全く無ければ、
人生、ホントにつまらないとも思う。
もちろん、カネはあるに越したことはないが、
上記の中で、カネが無くても、
「リア充」「プア充」「ソロ充」
などと呼称されているとおり、
「ヒト」や「コト」のいずれかが満たされていれば、
その人の人生は、十分に「充実」してるんだよね。
お陰様で、我が人生は、
これまでのところ、十分に幸福である。
そして、今後30年ほどは人生が続くことになろうが、
ますます、幸福な人生を謳歌していきたいもの。
そのためには、まずは、何よりも「健康」だよね。
来年50歳を迎える「メタボ中年」としては、
本気で、ダイエットを敢行していかないとダメか。
家族と最高に幸福な時間を「共有」するために、ね。