252)世代ごとの投資
- 2017年9月24日
- 人生・趣味
私も、ついに、来年、50代に突入する。
50代と言えば、
仕事人生(ファーストライフ)のピークであり、
60代以降のセカンドライフの助走期間、
といった感じだろうかね。
そして、セカンドライフの助走期間ということは、
セカンドライフに花を咲かせるために、
50代でしっかりと、
「種蒔き」(=投資)
をせねばならないということを意味する。
前回のブログでも述べたとおり、
セカンドライフ(人生)を幸福に送るためには、
「ヒト・コト・カネ」
の3つの条件が必要なのであり、
その大前提としての
「健康」
が何よりも大切になってこよう。
だが、その「ヒト・コト」の内容は、
ファーストライフとセカンドライフでは異なる。
ファーストライフにおける
「ヒト・コト」は、
仕事仲間と仕事、ということだろうが、
セカンドライフにおける
「ヒト・コト」は、
親友と趣味(生きがい)、ということだよね。
ということで、
私の50代におけるメインテーマは、
「健康増進」と「趣味充実」
の2つに尽きる!!なんて思っている今日この頃。
この2つこそが、私の場合、
セカンドライフに向けた「投資」
そのものということになる。
そして、今、
私の周りの弁護士仲間を中心に、
新たに動き始めている「趣味の輪」がある。
「ロードバイク」である。
これなんぞは、
健康と趣味の2つのテーマを同時に手中にできる、
まさに一挙両得・一石二鳥の最高のアイテムだ。
で、早速、専門店にて、ロードバイクを注文し、
今は、納車を首を長くして待ち望んでいる状態。
まあ、なかなかの値段の初期投資ではあるが、
セカンドライフのための投資と思えば、安いもの。
年内には、何度か県内を走り、いずれは、
憧れの「しまなみ海道」にも皆で出かけたいものだねえ。
ところで、よくよく考えてみれば、
人生というのは、投資の連続のような気がする。
投資というのは、平たく言えば、
将来の利益を目指して、今の不利益を選択すること。
50代は、セカンドライフにおける
「ヒト・コト」を充実させるための投資期間。
40代は、ファーストライフのピークにおける
「ヒト・コト」を充実させるための投資期間。
そして、30代は、
ファーストライフ・セカンドライフを通じた
「カネ」に関する投資を開始すべき期間だ。
30代で「カネ」のことを気にするのは早い!
という人もいるかも知れないが、
人生の3大資金のクリアーは、長期戦であり、
30代からのシッカリとした準備が必要だ。
人生の3大資金というのは、
「住宅資金・教育資金・老後資金」
の3つ。
そして、どのような人生設計を描こうとも、
老後資金だけは、誰もが考えるべき課題だね。
老後資金の原資となるのは、一般的には、
(1)終身年金
(2)退職金
(3)貯蓄(投資による運用利益)
の3つであろう。
特に、自営業者の場合は、(1)(2)が無い以上、
自身で、(1)(2)の充足を心掛けねばならない。
私の30代も、振り返ってみれば、次のとおり、
この人生の3大資金への投資期間であった。
30歳 住宅ローン設定、国民年金基金加入
36歳 教育積立開始(自動引落)
37歳 純金積立開始
38歳 プラチナ積立開始
39歳 投資信託開始、小規模企業共済加入
もちろん、今の生活を犠牲にしてはならないので、
投資は、あくまでも、
「無理せず、気にせず、手間かけず」
が大原則である。
そして、投資の最大の味方は「時間」だ。
30代から、シッカリと長期投資を実践すれば、
資本主義社会が続く限り、長期的には、
必ず、市場は成長していくので、
「市場全体」に投資していれば、確実に利益は出る。
投資で失敗する原因は、短期戦な儲けを狙うから。
加えて、勉強不足。
業者は、手数料で儲けている。
手数料というのは、リスク・リターンとは無関係の、
単なる「コスト」である。
つまり、業者は、必ず儲かり、
顧客は、必ず損をするのが、手数料だ。
だから、手数料は安い方がいい。
でも、それだと業者は儲からないので、顧客には勧めない。
業者が顧客に勧めるのは、手数料の高い商品。
結果、顧客は、
せっかくのリターンをコストに食われて損してしまうのだ。
「長期・分散・ローコスト」
という投資の鉄則を確実に実践していれば、
大儲けはできなくても、大損することもないはず。
そして、30代で「カネ」の投資を開始した後は、
40代では、50代で仕事の花をパッと咲かせるべく、
仕事のスキルと人脈を開拓するための投資が必要となる。
私の40代も、次のとおり、
いろんなことに挑戦・投資した期間であった。
40歳 本ブログ開始、初級シスアド取得
41歳 日商簿記2級取得
42歳 中小企業診断士取得
43歳 2級FP技能士取得、ビジネス会計2級取得
44歳 ソレイユ経営法律事務所開設
45歳 弁護士1名加入
46歳 三重弁護士会会長・日弁連理事
47歳 宅地建物取引士取得、労務調査士取得
48歳 弁護士1名・事務員1名加入
そして、今、49歳を迎え、
まもなく、40代が終わろうとしている。
振り返れば、40代の投資は大成功であり、
当事務所の後継体制も、シッカリと築かれつつあるので、
私も、スッキリと、安心した気持ちで、
仕事人生におけるピークを迎えることができそうだ。
さあて、これからの十年あまり、
バリバリと仕事人生のピークを味わいつつ、
セカンドライフに向けた投資も満喫したいねえ!