269）終わらない人

昨日（６月１日）は、
我々夫婦の結婚記念日。

早いもので、２２周年となる。
語呂合わせで、「夫婦記念日」だね。

そして、この日は、
当事務所の開設記念日でもあり、
これまた早いもので、６周年となる。

公私ともに、総じて順調で、
ホントに有り難い限りだ。

昨日は、結婚記念日ということで、
毎年恒例の妻への花束プレゼントを。

いつも利用している花屋が、
改装中でクローズなので、
花キューピットで宅配してもらった。

そして、今日は、休日を利用して、
久々に妻とのプチ・デート。

京都祇園の日本料理屋を予約し、
ちょいと贅沢な懐石ランチを堪能。
その後、清水寺までブラリ散策。

天気も最高で、気持ちよかった～！

でも、京都の人と車の多さには、
正直、まいっちゃったねえ……。

こりゃあ、車での移動はストレスだな。
やっぱり、京都は、
自転車でポタリングが最高かね（笑）。

まあ、とにもかくにも、
公私ともに夫婦二人三脚で歩んできて、
子ども達も、立派に成長してくれて、
この上ない幸せ者だと実感する日々だ。

さてさて、私も、ちょうど５０歳。
あと１０年間は、バリバリ仕事をし、
還暦を迎えたら、少しゆっくりしたいね。

還暦になったら、プレーヤーは引退し、
・事務所のマネージメント業務
・顧問先のアドバイザリー業務
・各種組織の役職
にのみ従事することとし、
６５歳ではフル・リタイヤ！
というのが、今のところの人生計画だ。

そのためには、
セカンド・ライフを充実させる「ネタ」
を沢山準備しておかねばならない。

そう、そのための５０代！
だと思って、この５０代は、
仕事もバリバリこなしつつ、
「本気で遊ぶ！」
ということを実践していきたいもんだね。

そう言えば、間もなく（６月９日）、
「終わった人」
という映画が公開される。
内舘牧子氏の人気小説の映画化だ。

まだまだ仕事がしたいのに、
６０代で定年を迎え、不本意にも
仕事人生の「終わり」を実感する主人公。

内舘牧子氏自身のコメントによれば、
（引用はじめ）
まさに仕事一筋の男だったため、
友達もいないし、趣味もない。
やりたいこともない。
やりたいのは仕事なのだ。
しかし、来る日も来る日も
何とか時間をつぶさなければならず、
見たくもない映画を見に行ったり、
スポーツジムに入ったり、
カルチャースクールに通ったりする。
それでも「自分は老人ではない」という矜持があり、
老人の溜まり場と言われる図書館には行かない。
歩数計をつけて散歩もしない。
昼間のジムは爺さん婆さんばかりだが、
一線を画して仲よくしない。
それでもやがて気づく。
「傍から見たら、俺も単なる爺さんなんだろな」と。
激しい落ち込みの中、悶々と日々を送る。
（引用おわり）
という、誰もが陥りそうな主人公像。

セカンド・ライフの準備不足。
多くの「できる人」が陥りがちだよね。

「仕事＝人生」
という思いが強すぎると、
「できる人」ほど、
「終わった人」になってしまうということ。

仕事は人生の大切な部分を占めるが、
決して、人生の全てではない！

私も、このことを肝に銘じて、
「仕事以外」のことに、
ドンドン、目を向けていきたいねえ。

そして、決して、
「仕事でのやり残し」
がないように、
あと１０年間を走りきる！ことだね。

仕事人生の「達成感」と、
セカンド・ライフ充実の「ネタ」。
この２つが、
「終わった人」
にならない秘訣なのだろう。

何としてでも、寿命が尽きる日まで、
「終わらない人」
であり続けたいもんだよねえ。

そのためには、何よりも、
夫婦がそろって、心身ともに健康！
というのが絶対条件なので、
妻にも、健康を意識した生活をして欲しいね。

まあ、下の子の高校生活が終われば、
少しは、生活リズムも楽になるのかねえ。

下の子は、吹奏楽をやりたくて、
自ら志願して、遠方の高校に進学。

早朝に家を出て、夜遅くに帰宅する毎日。

自分で決めたこととは言え、
よく頑張ってるなあ、と感心するばかり。

しかも、土日はおろか、
年間を通じて、ほとんど休みなく練習漬け。

当然、家族での旅行も行けず…………。

ああ～～、家族旅行して～～！！
（心の叫び）

まあ、今日の妻とのプチ・デートは、
下の子には申し訳ないけど、
久々の癒やしになりましたな（笑）。

あと３年！
夫婦・親子で頑張っていかねば！