292)メンタルヘルス
- 2020年5月16日
- 人生・趣味
5月10日(日)は、
「母の日」であった。
関東に住む娘からは、
花のプレゼントが、
下の娘からは、
感動の手紙が、
それぞれ送られ、
妻は、号泣だった。
いやあ、
いい母の日だったねー。
今年は、新型コロナの影響で、
配送の分散を図る目的から、
5月=「母の月」
とする動きも出ているそうな。
母の日と言えば、
私自身は、毎年、
何とも言えない
「ノスタルジック」
な気分になるものだ。
亡くなった母を想うとともに、
青春時代は、毎年、
母の日=司法試験の択一試験日
ということだったので、
例年、バタバタの母の日で、
まともに母親孝行ができなかった
ことへの後悔の念も募る感じだ。
さて、今年は、
5月=母の月
ということらしいので、
5月に入ってすぐ、
妻の母には、
「健康になってね」
という思いを込めて、
CMでもおなじみの
「シックスパッド・フットフィット」
という商品をプレゼントした。
最近は、なかなか外出できないし、
「老化は足腰から」
と言われるからね。
まあ、この商品なら、
「足を乗せるだけで」
歩行に必要な筋肉が鍛えられる!
ということなので、
高齢者にはうってつけであろう。
で、我々夫婦も、
夫婦ともども健康寿命を全うすべく、
1年前から、
「宅ザップ」
を始めた次第。
要するに、
「ライザップのDVD」
を見ながら、
夫婦二人で、筋トレをしているのだ。
筋トレは、上半身と下半身を分けて、
上半身と下半身をそれぞれ週2回ずつ
という感じで、
なんとか1年以上継続している。
夫婦二人でやっているからこそ、
ここまで続けられたので、
本当に有り難いことだと痛感している。
そして、
私自身は、それとは別に、
2年半前から、
室内で、ローラーを漕いでいる!
これも、よく続いているものだ。
我ながら、感心・感心(笑)。
ところで、昨今の
「ステイ・ホーム」により、
「コロナ太り」とか、
「コロナうつ」
なんていう弊害が出始めている。
運動は、肥満防止は当然ながら、
「メンタルヘルス」にも良い!
と言われている。
人間の脳は、
あまりにも発達しすぎて、
身体との関連性について、
ついつい忘れがちになるが、
そもそもは、
外部刺激を受けて、
それを運動器に伝えるための、
「入出力変換装置」
にすぎない。
つまり、
以下の入出力サイクルこそが、
「動く生物」たる
動物としての人間の正常活動だ。
身体感覚(外部刺激)
↓
脳での処理(出力判断)
↓
身体運動(ファーストトライ)
↓
身体感覚(フィードバック)
↓
脳での処理(出力調整)
↓
身体運動(セカンドトライ)
↓
身体感覚(再フィードバック)
↓
脳での処理(出力再調整)
ところが、ステイ・ホームで、
何にも運動をしないと、
視覚や聴覚からの刺激はあっても、
その刺激を出力する先がないから、
脳の活動が停滞してしまうワケ。
脳の活動にとっては、
入力刺激よりも、
出力刺激の方が大切らしい。
記憶の定着なんかも、
出力(声に出す・書くなど)
を伴う方が、何倍も効果がある。
このことは、
前述のサイクルのとおり、
出力されれば、
さらに、それが刺激となって、
脳にフィードバックされる
仕組みを想起すれば首肯できる。
要するに、
脳という臓器は、
その高度さゆえに、
どうしても、
身体と切り離しがちなのだが、
純然たる「身体の一部」
なのであり、
「身体あってこその脳」
なのである。
これが、コンピュータとは、
決定的に違う点なのだ。
したがって、
いつまでも心身ともに健康で!
と願うならば、
「運動・食事・睡眠」
の3点セットをキッチリと!
ということなんだよね。
そして、
こんな面白い研究結果もある。
2018年に発表された
イェール大学・オックスフォード大学の
共同研究結果によれば、
運動とメンタルヘルスとの関係について、
運動する人は、運動しない人よりも、
気分がすぐれない日が、
1か月のうちで1.49日少ない。
運動する人は、運動しない人よりも、
精神系の病気にかかるリスクが、
22.3%少ない。
運動する人は、運動しない人よりも、
年収が2万5000ドル(273万円)
低くても、幸福感は同レベルにある。
つまり、
運動は、お金よりも価値がある!
ということかも知れないね(笑)。
とにもかくにも、
これからの長い後半人生を、
幸せに生き抜くためには、
なんといっても、
★健康!!
★お金!!
★好奇心!!
の「3K」がとっても大切!!
夫婦で筋トレを継続して、
1年ごとに「1歳ずつ若返る」!!
くらいの気概で、頑張るっす!!