308)事務所開設10周年!
- 2022年6月1日
- 人生・趣味
今日、6月1日は、事務所開設記念日。
いよいよ、当事務所も開設10周年!
当初、弁護士1名・事務員2名でスタートしたが、
気付けば、弁護士3名・事務員4名となった。
そして、2017年の後継体制移行を睨んで、
目下、弁護士1名の追加を計画しているところ。
本ブログも、5ヶ月ぶりに更新しているのだが、
実は、1月下旬から原因不明の体調不良に陥った。
今年の正月には、下記のように記事を締めくくり、
かなり威勢の良い感じだったのにねえ……。
とにかく、
「明るい未来」を信じて、
「希望を最大化する」生き方を実践する!
これこそが、今年以降の私の人生哲学!
と固く決意した今年の正月だ。
妻ともども、
「メンタルは、常に20歳若く」、
そして、できれば、
「体も、常に10歳若く」を目指したい!
とまあ、今年のスタートは良かったのだが、
体調不良というのは、いわゆる睡眠障害。
ご経験の方も多かろうが、
睡眠障害というのは、ホントに辛いものだ。
あらゆるモチベーションが下がるし、
何と言っても、脳自体が全く働かない。
当然ながら、仕事にも支障が出て、
まるまる1週間休むなんてこともあった。
多方面に御迷惑を掛けてしまう事態となり、
本当に申し訳ない限りであった。
睡眠障害になると、血圧が高くなり、
血圧が高いせいで、心臓がバクバクして、
さらに眠れなくなるという悪循環。
そこで、取りあえず、内科に行って、
いろいろな角度から身体チェックをした。
結果、身体に異常は無く、
もっぱら「メンタル」に起因するであろうと。
でも、ズバリこれ!っていう原因が不明なのだ。
勿論、常にストレスフルな仕事ではあるけど、
それは、四半世紀に渡って一緒だし、
特に負荷の掛かる仕事を抱えていた自覚もない。
まあ、無自覚のままに、
いろいろなメンタル負荷が蓄積したんだろうね。
でも、このことがあって、
改めて、身体のことや、仕事のやり方など、
様々なことを見直すきっかけになって、
本当に有り難い経験であった。
お陰様で、4月以降は、すっかり回復。
よく眠れるし、血圧もすこぶる安定。
趣味のロードバイクも、
4月に「しまなみ海道」でのイベント完走、
5月に「琵琶湖一周」を仲間たちと完走、
など、楽しませてもらっている。
このようにメンタルが安定した要因の1つに、
下記書籍との出会いもあった。
「精神科医が見つけた 3つの幸福」
(樺沢紫苑著、飛鳥新社刊)
著者は精神科医で、
医学的に「幸福には3つの種類がある」
ということを主張しているもの。
その3つの幸福とは、次のとおり。
(1)セロトニン的幸福
=心と体の健康
(2)オキシトシン的幸福
=つながり・愛
(3)ドーパミン的幸福
=成功・お金
そして、著者が最も訴えたいのは、
上記の3つの幸福を求める「順番」。
(1)と(2)を充足した後に、
初めて、(3)を求めるべし、
ということだ。
この考え方は、
マズローの欲求5段階説にも通じるが、
確かに、ドーパミン的幸福は、
「もっと、もっと」が永久に続くので、
幸福感が持続せず、欲求不満に陥りやすい。
つまり、(1)と(2)が充足していないと、
かえって、不幸に陥るということなんだね。
今回、睡眠障害を患って、
改めて、健康や家族の大切さを痛感したし、
仕事の心理的な優先順位を下げるだけで、
随分と気持ちが楽になった気がする。
そうそう、6月1日は、
事務所の開設記念日であるとともに、
我々夫婦の結婚記念日でもある。
今年は、26回目の結婚記念日。
昨年の銀婚式を契機に、
昨年から「夫婦で日本一周旅行」を実行。
昨年の東北旅行に続き、
今年のGWは九州旅行に行ってきた。
ホントに楽しい旅行で、
「オキシトシン的幸福」が充足されたねえ。
この日本一周旅行計画は、あと7年で完遂予定。
そして、それが達成された翌年には、
「弁護士引退」というのが私の人生計画だ。
とにかく、
「セロトニン的幸福」と
「オキシトシン的幸福」の充足!!
これこそが人生の豊かさを約束してくれるもの。
さあ、人生、楽しむべしだね!!